JALに乗ったら「都道府県シール」を集めよう!

「鉄道旅行家」を名乗っていますが、海外にも目を向けるようになって渡航に航空機を利用するようになり、次第に航空に対する興味も増していきました。日本でも2012年頃からLCCが幅を利かせるようになり、航空機利用がより身近になってきました。その一方で、以前からの航空会社、いわゆるレガシーキャリアも多くの魅力を抱えています。

旅行会社経由で格安ツアーに申し込んだ場合などを除いて、レガシーキャリアの航空路線を利用するとポイント、いわゆる「マイル」が貯まります。まぁ私のサイトを見てくれるような人であれば常識だとは思うのですが、マイルというのは距離の単位で、約1.6km=1マイルとなっています。アメリカやイギリスでは日常ではメートル法があまり使われておらずマイルやポンドが当たり前だったりします。たとえば、東京~大阪間を利用して貯まるマイルは標準で280、キロメートルに直すと448kmですね。

日本には大手航空会社としてJAL(日本航空)とANA(全日空)があるわけですが、どちらもまんべんなく利用する、という人はあまりいないのではないでしょうか。というのも、貯められるマイルが分散してしまうからです。普通、貯めたマイルには有効期限があり、この2社ではだいたいの場合3年です。なので、わざわざ両方の会社を利用してマイルをばらばらに貯めるようなことはしないのです。よって、「JAL派」と「ANA派」の”派閥”が生まれます。中にはどちらかの会社しか飛ばしていない路線もあるんですけどね(JALのみなのは南紀白浜や沖縄方面など、ANAのみなのは稚内、紋別、中標津といった北海道方面、石見など)。

で、私はどちらなのかというと、JAL派なんですね。父親は仕事で出張の際ANAを使っていたので小学生の頃家族で旅行したときはANAを使ったのですが、高校3年で初めて海外に行ったとき以来JAL派になりました。一度会社自体潰れかけましたけどね。

さて、今JALでは、日本国内線を利用すると、客室乗務員の方からとあるものを貰えます。それがこちら、「都道府県シール」というものです。

これは、以前配布されていた「千社札シール」というもので、既に配布は終了してしまっています。現在ではこれに代わって新たに「切手風シール」というのが配られています。

こちらがその「切手風シール」。ちなみに横に置いてあるドリンクは「スカイタイムキウイ」という機内で飲めるキウイジュースです。つい先日4日前に北海道まで往復したのですが、実はこの切手風シールに変わってからは初めてJALを利用しようやくもらうことができました。もちろん、47都道府県分が用意されていますが、1回の搭乗で貰えるのはだいたい5~6枚前後。コンプリートしてみたいですが、あいにくそう何回もJALに乗れる予算がないもので……(今回もマイルで交換した無料の特典航空券で乗りました)。

私も本当は全部集めたい!JAL好きのみなさんも集めてみたいですよね?ということで、ポイントをいくつか。

1.「都道府県シール」は、基本的に言わないと貰えない!
そもそもこの都道府県シールが生まれた一番の理由が、「乗務員と乗客のコミュニケーションを生むきっかけにしたい」ということでした。乗務員ひとりひとりがそれぞれ自分にゆかりのある都道府県を選び(必ずしも出身地というわけではない)、制服にバッジをつけています。そこから、「そのバッジはなんですか?」「今こういう都道府県のシールをお渡ししてるんですよ」みたいな風に会話をはずませる種にしたいということなんですね。ですから、搭乗口で乗客ひとりひとりに渡しているのではなくて、機内で搭乗中に乗務員との会話があった際に渡している、というシールなのです。といっても別に堅苦しいものでも何でもなく、私みたいに気軽に「シール集めてるんですけどありますか?」って聞いたら快く出してくれます。

2.貰える「都道府県」は乗務員の出身地とは限らず、飛行機の出発地や行先とも関係ない!
上にも書きましたが、1人の乗務員は1つの都道府県を自分で選び、そのバッジをつけて同じシールを持っています。どの都道府県を選ぶかは乗務員の自由なので、出身地かどうかは関係ありません。けれど「ゆかりのある都道府県」なので、出身地を選んでいる人ももちろん多くいます。1つの飛行機には路線にもよりますが4~8人程度の乗務員が乗っていますので、最大で客室乗務員の人数分だけシールが貰えます。ただし、持っている県が同じであれば被ってしまうことになります。国内線の乗務員は1日で何便も担当しますし、そもそも会社の配属は都道府県とは関係ないので北海道行きに乗ろうが沖縄のを貰ったということも大いにありえます。そもそも、(ふつうの大きさの)空港がない都道府県(奈良や三重など)もありますからね。

3.貰えるのはJALグループの中でも「(直系の)JAL便」と「J-AIR便」だけ!→JTA便とRAC便でも貰えるようになりました!
JALのウェブサイトで航空券を買ったとしても、全部がJAL直営で運行している便というわけではありません。そのうち、本体が運営しているJAL便と、大阪・伊丹中心に飛ばしているJ-AIRの便ではシールが貰えるのですが、JAL系列であっても北海道エアコミューター(HAC)や、コードシェアをしているフジドリームエアラインズ(FDA)の便などでは貰えません。沖縄を中心に運行している日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアコミューター(RAC)は当初は貰えなかったのですが、昨年12月下旬から対象になったようです。

4.配布期間は2019年3月末まで!
この「切手風シール」の配布が始まったのが2017年4月からなのですが、丸2年とけっこう長めになっています。先日乗ったときも「まだ期間があるので頑張って集めてくださいね。」と言われましたが、実際まだ1年以上あるのでもっと集められるかな?予算さえあればどこへ行くにも積極的にJALを使っていきたいと思います。

とまぁ、こんな感じなのですが、実際に貰ってみるとまさに会話を弾ませられます。というのも、これは帰りの便の話なのですが、本当に大手航空会社の接客というのは素晴らしいもので、チーフパーサーの方に「シール集めてるんですけどありますか?」と尋ねると、あっという間にほかの乗務員にもその情報が知れ渡り、手が空いた隙を見つけては私の席に続々とやってきて、「山田様、シールを集めてらっしゃるんですか?今つけてるバッジのではないのですが、レアな岩手県がありましたのでどうぞ。」と頂いてしまうんですね(恐らくJALカードの会員だからだとは思いますが、無料で乗ってるくせに名前まで呼んでくれます)。この便は途中から揺れが大きくなりシートベルトサインがついたのですが、それまでの短いタイミングを縫ってわざわざチーフパーサーの方が「今あちらのの乗務員が手が空いていないので直接お渡しできないんですけど、ぜひどうぞ。」と言ってこられるのです。

ちなみに上の写真、これは行きに貰ったものなのですが、そのときのチーフパーサーの方に「ありますか?」と聞くと、なんとまとめて全部「本日の6名分のシールです。どうぞ!」と折り紙で作られた水色の小さな封筒に入れて貰ってしまいました。毎回こういう風に貰えるわけではなく、このチーフパーサーの方自身がわざわざ折って、その日の乗務員の分を集めているのです。そうやってひとりひとりがいろいろ考えて、機内でサービスをしてくれているんですねぇ・・・・・。

これだからJALに乗るのをやめられない!なんだか回し者みたいになってしまいましたが、実際回し者になりたいと思っています(笑)。

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